のだめカンタービレをみて

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dtvで6月30日まで配信中ののだめカンタービレをフィナーレまで見終わりました。

1期を見ている時からものすごくもやもやしていて、
そのもやもやを解決すべくラストまで一気見してしまいました。

どうしても面白く思えなかったのです。

なんで面白くないと思ったのか

登場人物の明確な感情表現が少ないせい、かなと思います。
もしかしたら、私のコミュニケーション能力がないせいで言語以外での表現を理解できていないのかもしれません。
登場人物の突飛な行動が始まったと思ったら、感情表現される前に物語の目線が別の人間に入れ替わってしまうのです。
そしてその突飛な行動の決着はそれをみていた他人目線で「〜かもしれない」という着地をします。
よくわからないなあと思っている間にその話は終わり次に進んでいく。

見たいのはクラシック音楽の解説ではなく、登場人物の感情の動きなのに…。
という物足りなさがありました。

登場人物が多い割に

登場人物が多く、色々な立場の人間が出てくるのですが、その人たちについても触れる割には浅くもったいない気がします。
もう少し踏み込んだら感情が揺さぶられそうなのに!ここで終わりかよ!というような。

クラシック音楽がわからない

わたしの知識不足のせいで、登場人物が音楽を奏でていても違いがわからない。
わかるように解説してくれる人もいない。
四月は君の嘘のような説明口調の人や、演奏中に心中を語るような場面も少ない。
だらだらと音楽が流れて、登場人物が奏でている場面が続いていくのがつまらなかった。
その音楽が、演奏後に「これはすごい!」とだけ言われる薄っぺらさ。

天才の考えることは理解できていない

メインの二人はどちらも天才肌であり、普通ではないため理解しにくいんだろうなあと思う。
別のことやりながら流し見したのが悪いのかもしれない。

才能のある人がチャンスにも恵まれて成長していくストーリー

もちろん努力もしてるんですけど、そんな感じのお話でした。
のだめの前に見ていたのがガラスの仮面だったのでよけいに薄っぺらく感じたのかもしれません。
(関係ないけどのだめの作中で紫のバラの人というセリフがあった)



次は何をみようかな。